海外留学

ワーキングホリデーの海外旅行保険の正しい選び方

更新日:

海外留学をするときに、海外保険は必須と聞くけれど、いったいどんな保険があるのかあるのかご存じですか?
海外保険は費用が高いというイメージをお持ちの方もあると思います。
保障の内容を徹底的に比較して、無駄のない保険に加入するようにしましょう。

海外保険に加入するメリット

海外で医療機関にかかるとき、高額になることは皆さんご存知のとおりです。
日本で生活しているときには、病院へ行く機会もない方も、慣れない海外生活で病気にかかったり、大きな怪我をしてしまうケースもあります。
海外保険を選ぶときに重視するべきポイントをご紹介します。

現地に提携の医療機関があること

現地で支払いをする必要はありません。
お金の心配する必要がないので、安心して病院に行くことができます。
提携の医療機関がない場合には、ご自身で一時的に立て替えをし、加入している損保会社に請求する必要があります。
大きな都市で生活する場合には、たいてい現地に提携の医療機関があります。

現地に日本人スタッフがいること

体調が悪い時に、すべて英語で対応することは大変です。
というのも、お医者さまとのコミュニケーションをとるときに英語で病気やけがの症状を伝える、お医者さまや薬剤師からの「治療方法」や「服薬方法」の説明を理解する必要があるからです。
損保会社に請求する書類を、お医者さまに依頼する必要もあります。
また、海外の病院にかかるとき、予約は事前にとる必要がある為、受付スタッフと電話で対応することになります。

どの保障内容を手厚くしたいのかを考える

死亡保障が高ければ高いほど、保険代の金額があがります。
保険会社によって、保障内容に対して設定金額が異なっています。
医療保険に関しては、治療費が無制限に設定できる損保会社もあります。

私は海外生活中に両腕に大きなやけどを負ってしまったことがあります。
手術後の怪我の処置の方法を指導されました。
また、手術後、海外のガーゼ用品に含まれているシルバーの素材が皮膚に合わなく、アレルギー反応を起こしてしまいました。
しばらくシルバー素材が原因であることに医師も私も気が付かず、薬を処方してもらったり、血液検査を受けたりしました。
手術をすることや血液検査をすることについて、本人の同意が必要になるため、医師の説明がわからないときや、症状が日に日に悪化していた時期は、いつか治る日が来るのだろうかととても不安になりました。
英語力がまだない場合は、専門用語も多いため、日本人スタッフがいる医療機関にかかれると安心だと思います。

海外保険の費用

ワーキングホリデー用(1年間分)の海外保険に加入する際は、約20万円かかります。
金額だけをみると一見高くみえますが、日本で生活している際に支払わなければならない国民健康保険料(1年間分)も約20万円です。(※会社員の社会健康保険は除く)

そう考えると、日本で生活していても、海外で生活していても、医療保険にかける費用はそれほど大きな差はありません。
海外保険には、医療保険の他にも、他人のものを壊してしまったときの保障や盗難にあってしまったとき場合にも保障をうけることができます。

私はフィリピンに語学留学に行ったとき、2か月間だけだったので、損保会社と契約はせず、クレジットカード付帯の保障(無料)だけで渡航しました。
不運なことに、悪天候により他の飛行機の着地トラブルがありました。
その影響で予定していた飛行機はキャンセルとなり、すぐに帰国できる振り替え便に空きがなく、日本への帰国が4日間遅れたことがあります。
遅延時のホテル代の保障はなかったので、きちんとした保険に入っていた方が良かったなと思いました。

 

各損保会社の特徴と違い

個人的におススメの損保会社を紹介していきたいと思います。

海外保険の基本的な保障内容

まずは損保会社がどのような保障を取り扱っているのかご紹介してきます。
どの損保会社も基本的な保障内容は同じになりますが、取り扱いの有無や細かな保障内容が保険会社によって異なります。
しかし、保障金額が大きくなればなるほど海外保険代が高くなりますので、必要な分の保障金額・自分の利用したい保障内容とバランスをみて、どの保険会社と契約するのか決定しましょう。

☆怪我が原因で亡くなったとき・重大な後遺症を負ったときの保障(傷害死亡・傷害後遺障害)
☆病気が原因で亡くなったときの保障(疾病死亡)
☆医療機関にかかったときの治療・薬剤費用(交通費)
☆緊急で救助が必要になったときの救援費用
☆緊急歯科治療費用
☆他人のものを壊してしまったときの個人賠償責任
☆携行品損害・盗難
☆スーツケースなどの荷物が他の国に送られてしまったときの保障(航空機寄託手荷物遅延)
☆弁護士を利用する必要があるときの弁護士費用
☆日本への一時帰国費用(ご家族が危篤された場合など)

人気のある海外保険取り扱いの損保会社

☆tabihoたびほ
保障内容・海外保険代とバランスのとれた保険会社になります。
沢山の保障内容を取り揃えています。また、死亡保険の補償金額や保障内容を細かく自分で指定できるため、自分の好みにぴったりの保険を組めることがメリットです。
例えば、死亡保険の保障金額は少なくしたいけれど、医療保険は手厚くしておきたいというニーズをお持ちの方にとってはぴったりです。
インターネット上での申し込み手続きになるため、自分で全て管理する必要がありますが、メールや電話で相談することが可能になりますので、サポート体制もしっかり整っています。
再度ご契約する場合、リピーター割引として保険料を3%割引制度があります。

☆ Chubb損害保険の海外旅行保険
手厚い保障を受けることが出来る保険会社です。
旅行出発前に持病などがあった場合でも保険に加入できます。
持病や既往症を保障してくれる海外旅行保険はあまりありません。
また、治療・救護費用については高い保険プランですと、保障が無制限となり、事故による緊急費用も保障対象となりますので、これらもおススメです。
代理店と提携を取っていることが多いので、対面で書式加入することができます。
何か困った時に事前に代理店スタッフに相談できることもひとつのメリットと言えるでしょう。保険内容が手厚い分、保険代は少し高めになります。

☆AIG損害保険会社
手厚い保障内容と海外での提携病院の数が充実しています。
また、保険金受取り時のサポートにおいて、評判が高いことで有名です。
ただし、保険代金が他と比べると高くなっています。

☆損保ジャパン
こちらも沢山の保障内容を取り揃えており、保険料がお手頃な保険会社です。
保険代金の価格の安さと手厚いサポートが受けれることが人気の理由です。

☆三井住友海上火災保険会社
沢山の保障内容を取り揃えており、内容も手厚く、保険料がお手頃な保険会社です。
再度利用する場合、リピーター割引で5%割引制度があります。

-海外留学

Copyright© Yuki's BLOG , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.